Ai化

21XX年　技術の進歩によって本物に見た目そっくりのペット・AI・ロボットが発明された。通常の動物と同じようにごはんも食べるし、ふさふさの毛や愛くるしい顔までもそっくりで誰が見ても本物の動物だと間違えても仕方ないものだった。
「おとーさーんまたポチがお漏らししたー！」
「仕方ないな。お父さんが掃除しておいてやるからお前は学校の支度をしてきなさい」
「まったくポチ、お前は仕方ないやつだな。この家に来て１か月だというのにかわいいやつめ」
ｷﾞｼｷﾞｼ…ｷﾞｷﾞ…ん？何か音が聞こえるな。
「あっ…お父さん！足の関節にさび付いてるよ！！ほらそこそこ！！」
「おぉ。本当だ気が付かなかったな。今度の日曜日に人間町の古田さんとこにメンテナンス行かなきゃな」
「私も前回行ったの６か月前だからそろそろ行かないとなぁ…」