6
3
「何だこれ?」
それは胴回りの太い万年筆のようなものであった。
「ペン先がないな。ペンライトかな?」
「なんすか、それ?」
「カチッ」
急に後ろから声をかけられ、びっくりしてスイッチを押してしまった。
「ジュワァッ」
激しい光で目をつぶった。
恐る恐る目を開くと『10』の文字が見えた。
マンションの外階段に表示されていた。
「キャー」
「パンッ、パンッ、パンッ」
逃げ惑う悲鳴が響き、足が蜂に刺されたように痛い。
下を見ると自分は全身銀色になっており、レゴみたいな警官が発砲している。
「やめてくれっ!」
胸の前で両腕をクロスさせてバツを作った刹那、青白い光が走った。
その先でマンションが燃えている。
「なんなんだ、これは…」
まるでウルトラマンみたいではないか。
「早く元の姿に戻らないと…。あれっ、どうやったら元の姿に戻れるんだ?」
胸のボタンが赤く点滅しだした。
それは胴回りの太い万年筆のようなものであった。
「ペン先がないな。ペンライトかな?」
「なんすか、それ?」
「カチッ」
急に後ろから声をかけられ、びっくりしてスイッチを押してしまった。
「ジュワァッ」
激しい光で目をつぶった。
恐る恐る目を開くと『10』の文字が見えた。
マンションの外階段に表示されていた。
「キャー」
「パンッ、パンッ、パンッ」
逃げ惑う悲鳴が響き、足が蜂に刺されたように痛い。
下を見ると自分は全身銀色になっており、レゴみたいな警官が発砲している。
「やめてくれっ!」
胸の前で両腕をクロスさせてバツを作った刹那、青白い光が走った。
その先でマンションが燃えている。
「なんなんだ、これは…」
まるでウルトラマンみたいではないか。
「早く元の姿に戻らないと…。あれっ、どうやったら元の姿に戻れるんだ?」
胸のボタンが赤く点滅しだした。
その他
公開:22/05/24 19:39
面白そうなので参加してみました。
ログインするとコメントを投稿できます