美女戦士

Aは放課後、職員室に呼び出されていた。「授業中の居眠りが多いと他の先生から聞いているけど」Aは、眠たい目をこすりながら言った。「なぜか眠いんです。しっかり寝てたのに、、」原因は、分かっていた。昨日夜遅く街に怪獣が出たのだ。それを倒していて、昨日は1時間しか寝ていない。
「昨日夜遅くに、謎の光が見られたことを知っている？」Aは、胸がドキドキした。雑談なのか。まさか、私の正体を知っているのか。
「前回は、真夜中に変な音楽が流れたそうね。そうした、不思議な現象が起きた次の日にあなたは眠そうにしている」「偶然ですよ」Aは、自分でも驚くくらいしどろもどろになった。教師の目が鋭くなった。
「私が元美女戦士だと言ったらどうする？」Aは、目を見開いた。「まさか。でも、先生はこの学校の生徒会長で、主席で卒業したとか」「そうよ。大変だったわ。でも、勉強って簡単なのよ。怪獣を倒すよりね」