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どうも下駄箱です。この高校で登下校の生徒達の靴の管理をしてます。
実は私、不思議な力があるんです。それは片想いの相手の下駄箱にラブレターを入れると必ず成就させてしまうというもの。
その成功率は100%!私は伝説の下駄箱として人気者でした。
お?君は2組の佐藤さん。手紙を抱えてやって来ました。
成る程、3組の田中くんですか。彼は人気者だから本来は難しいですが、この下駄箱の力を借りれば容易いこと。
あれ?3組の田中くん?君も手紙を持ってる?あれ?そこは4組の鈴木さんの下駄箱。
これは困りました。始めてのケースです。これでは成功率100%のジンクスが消えてしまう。
迷った挙げ句、私は手紙が見れないように鈴木さんの下駄箱に鍵をかけました。困惑する鈴木さん。
するとやって来たのは田中くん。何と彼女をおんぶして帰ると言い出しました。良いムードです。それを見つめる佐藤さん。
墓穴を掘りました。
実は私、不思議な力があるんです。それは片想いの相手の下駄箱にラブレターを入れると必ず成就させてしまうというもの。
その成功率は100%!私は伝説の下駄箱として人気者でした。
お?君は2組の佐藤さん。手紙を抱えてやって来ました。
成る程、3組の田中くんですか。彼は人気者だから本来は難しいですが、この下駄箱の力を借りれば容易いこと。
あれ?3組の田中くん?君も手紙を持ってる?あれ?そこは4組の鈴木さんの下駄箱。
これは困りました。始めてのケースです。これでは成功率100%のジンクスが消えてしまう。
迷った挙げ句、私は手紙が見れないように鈴木さんの下駄箱に鍵をかけました。困惑する鈴木さん。
するとやって来たのは田中くん。何と彼女をおんぶして帰ると言い出しました。良いムードです。それを見つめる佐藤さん。
墓穴を掘りました。
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公開:22/01/06 22:18
初めまして。昔から小説を書くのが好きでした。ショートショートの魅力に取り憑かれ、日々ネタ探しに奔走する毎日です。
小説のコンセプトは【ドアノブの静電気くらいの刺激を貴方に】です。
皆様、どうぞ宜しくお願い致します。
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