404号室(ホラー作品)
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エレベーターの電灯が消えた、やはり噂は本当だった。 おそらく停まる階は4階、そしてそこにはあるはずのない404号室が。 ドアは開いた、とにかく一度エレベーターから降りなければならないらしい。 そして男の人が立っているのが見えた。 それは、404号室の前だった。
「あの、そこには近づかない方がいいですよ、すぐに僕と一緒にこの階から出ましょう」
聞いた話だともう一度エレベーターで1階へ戻れば、元の世界に戻れるらしい。
エレベーターのドアが閉まり動き出す、何故か上に。
長い、長すぎる、6階までしかないマンションなのに。
停まった、10階だと?
「私は此処で降ります、貴方はこのまま下に行ける筈ですよ」
男の人はニコリと微笑んだ。
僕はエントランスで息を整えていた。
「あんた、ひょっとして10階に連れてかれたんじゃないか?」 管理人の声だった。
「いい人で良かったな、そのまま降りてたら天界だよ」
「あの、そこには近づかない方がいいですよ、すぐに僕と一緒にこの階から出ましょう」
聞いた話だともう一度エレベーターで1階へ戻れば、元の世界に戻れるらしい。
エレベーターのドアが閉まり動き出す、何故か上に。
長い、長すぎる、6階までしかないマンションなのに。
停まった、10階だと?
「私は此処で降ります、貴方はこのまま下に行ける筈ですよ」
男の人はニコリと微笑んだ。
僕はエントランスで息を整えていた。
「あんた、ひょっとして10階に連れてかれたんじゃないか?」 管理人の声だった。
「いい人で良かったな、そのまま降りてたら天界だよ」
ホラー
公開:22/01/14 18:00
更新:22/01/12 20:09
更新:22/01/12 20:09
404 エレベーター 10階
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始めました。
少し長めのショートショート置いてあります。 現在、お休み中です。
書き散らかしています。 研究研鑽中につき、ご勘弁下さい。 コメントには必ず返信するつもりでいます。 私のは気にしないでください^_^
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