猫が寝転んだ
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巫女が拝殿の周辺を掃除しにやってきた。すると、そこの石畳には、沢山の猫が寝転んでいた。
「まずは猫ちゃん達を掃除しないとね。」
そう言って、巫女は賽銭箱の前に立ち、手で目を覆う。
「ねーこが寝転んだ!」
巫女は後ろを振り返る。
石畳にいる猫は、皆、寝転んでいた。
「ねーこが寝転んだ!」
猫達は距離を詰めながら、寝転んだポーズで立ち止まるならぬ、寝転び止まる。
繰り返すうちに、巫女と猫達の距離は目と鼻の先にまで縮まっていた。
「ねーこが寝転ん…」
猫達は巫女に目掛けて突撃してくる。
巫女は振り向き様に、懐からお面を取り出した。
猫と巫女が顔を合わせる。
猫は「ギャーッ!!」と驚き逃げていく。
それは、巫女の顔が鬼の顔に変わっていたからだ。
巫女は楽しそうに笑って姿を眩ました猫に言う。
「掃除が終わったら、またおいで。」
「ニャー」と返事が聞こえた。
「まずは猫ちゃん達を掃除しないとね。」
そう言って、巫女は賽銭箱の前に立ち、手で目を覆う。
「ねーこが寝転んだ!」
巫女は後ろを振り返る。
石畳にいる猫は、皆、寝転んでいた。
「ねーこが寝転んだ!」
猫達は距離を詰めながら、寝転んだポーズで立ち止まるならぬ、寝転び止まる。
繰り返すうちに、巫女と猫達の距離は目と鼻の先にまで縮まっていた。
「ねーこが寝転ん…」
猫達は巫女に目掛けて突撃してくる。
巫女は振り向き様に、懐からお面を取り出した。
猫と巫女が顔を合わせる。
猫は「ギャーッ!!」と驚き逃げていく。
それは、巫女の顔が鬼の顔に変わっていたからだ。
巫女は楽しそうに笑って姿を眩ました猫に言う。
「掃除が終わったら、またおいで。」
「ニャー」と返事が聞こえた。
その他
公開:22/01/03 11:39
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