0
          
          
             3
          
                                恋文を川に流した。
こんな事で想いは消えないけれど、流した。
燃え上がる炎の様な恋だった。
炎にあてられ雪の結晶の様に溶けてしまった。
あの人の瞳に私はどう映っていたのだろう。
あの人はどんな想いで私の心に触れたのだろう。
その時あの人の心の隅にでも私は居られなかったのだろうか。
川沿いはやけに寒く、指先が悴んだ。
この指は、この手は誰に触れるのだろう。
誰が握ってくれるのだろう。
    こんな事で想いは消えないけれど、流した。
燃え上がる炎の様な恋だった。
炎にあてられ雪の結晶の様に溶けてしまった。
あの人の瞳に私はどう映っていたのだろう。
あの人はどんな想いで私の心に触れたのだろう。
その時あの人の心の隅にでも私は居られなかったのだろうか。
川沿いはやけに寒く、指先が悴んだ。
この指は、この手は誰に触れるのだろう。
誰が握ってくれるのだろう。
        恋愛
      
      公開:22/01/05 16:57
更新:22/01/05 18:14
    更新:22/01/05 18:14
コメントはありません
ログインするとコメントを投稿できます
                          
                紺野真