新春暴力
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新年早々、酷く酔った。
大学の友人と浴びるほどの酒を連日飲んだ私は、夜風に当たりつつ散歩中だ。
「随分と酔われていますね」
心配そうな表情で覗き込んでくる彼女は顔が整っており、一目で美人だと分かる。女の私でも目を奪われてしまう。
「よかったら、ウチで休憩していきませんか。そぐそこなので」
彼女の申し出を受けることにした。
酒に溺れ情けないと思いつつ、新年早々こんな美人に優しくされることに少しの運の良ささえ感じる。
「ここです」
そこは何の変哲もない一軒家。
室内は至って普通だけれど薄暗く不気味。
無言の彼女についていくと、一番奥の部屋まできた。ここで彼女は鍵をかけた。
「ここでスッキリしていきませんか」
一瞬の出来事だった。頭の中で火花が散る。
気付けば、私はお腹を抑えてうずくまっていた。そして、思わず嘔吐。
彼女はニヤリと笑い、私はその暴力性に虜になってしまった。
大学の友人と浴びるほどの酒を連日飲んだ私は、夜風に当たりつつ散歩中だ。
「随分と酔われていますね」
心配そうな表情で覗き込んでくる彼女は顔が整っており、一目で美人だと分かる。女の私でも目を奪われてしまう。
「よかったら、ウチで休憩していきませんか。そぐそこなので」
彼女の申し出を受けることにした。
酒に溺れ情けないと思いつつ、新年早々こんな美人に優しくされることに少しの運の良ささえ感じる。
「ここです」
そこは何の変哲もない一軒家。
室内は至って普通だけれど薄暗く不気味。
無言の彼女についていくと、一番奥の部屋まできた。ここで彼女は鍵をかけた。
「ここでスッキリしていきませんか」
一瞬の出来事だった。頭の中で火花が散る。
気付けば、私はお腹を抑えてうずくまっていた。そして、思わず嘔吐。
彼女はニヤリと笑い、私はその暴力性に虜になってしまった。
その他
公開:22/01/05 14:09
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