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「私の実家、じばが強いから言葉には気を付けてね」
彼女にそう釘を刺される。
じば…磁場?地場?自歯?自馬?どれの事だろう?
首を傾げながらも結婚の挨拶の為、彼女の家の敷居を跨ぐ。
僕達を出迎えてくれたのは着物姿の老人。
…この人、どっちだ?お爺さんか…お婆さんか…見た目ではまったく分からない!
「紹介するね。彼、私の婚約者。お爺ちゃんとも仲良くしてくれると嬉しいな」
お爺さんだったか!危ない…お婆さんと言おうとしてた…
(ね。お爺ちゃんかお婆ちゃんか分からないジジババ、”じば”が強いでしょ?)
彼女の耳打ちにこっそりと頷く。
でも、分かってしまえばもう大丈夫だ。この方はお爺ちゃん。うん。覚えた。
「あっ!お婆ちゃん、ただいま!」
奥からもう一人老人がやってきた。目の前にいる老人と瓜二つじゃないか!?
(ウチ、お爺ちゃんとお婆ちゃんが姿も声もそっくりだから気を付けてね)
じば、強すぎない?
公開:22/01/02 21:04

幸運な野良猫

元・パンスト和尚。2019年7月9日。試しに名前変更。
元・魔法動物フィジカルパンダ。2020年3月21日。話の流れで名前変更。
元・どんぐり三等兵。2021年2月22日。猫の日にちなんで名前変更。

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