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大晦日、友達と徹夜で酒を飲んで過ごす。
疲れと眠気が押し寄せるが、なんとなく負けたような気持ちになるから、眠る気にはなれない午前4時。
騒ぎ疲れる大晦日が、これからは、増えるのだろうか。
子供の頃感じた、年を越すという感動、よく起きていたねという親の笑顔は年々薄れていく。
馴染みのないマンション。ぼやけた携帯の液晶。
ふと、思い出されるのは祖母の家の匂い。頬に触れる畳の感触。最後に会ったのは、いつだっただろうか。
明日は親戚の集まり…なんて、もうそんなものはないのだろう。
何かが始まる、胸躍る新年。それがこれからは、別れの時期に変わっていくのだろう。
それでも、また新たな出会いがある日まで、そしてその先、私がいなくなった後にもまた、新年は続いていく。
疲れと眠気が押し寄せるが、なんとなく負けたような気持ちになるから、眠る気にはなれない午前4時。
騒ぎ疲れる大晦日が、これからは、増えるのだろうか。
子供の頃感じた、年を越すという感動、よく起きていたねという親の笑顔は年々薄れていく。
馴染みのないマンション。ぼやけた携帯の液晶。
ふと、思い出されるのは祖母の家の匂い。頬に触れる畳の感触。最後に会ったのは、いつだっただろうか。
明日は親戚の集まり…なんて、もうそんなものはないのだろう。
何かが始まる、胸躍る新年。それがこれからは、別れの時期に変わっていくのだろう。
それでも、また新たな出会いがある日まで、そしてその先、私がいなくなった後にもまた、新年は続いていく。
その他
公開:22/01/01 04:36
大学生
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