月の兎、青い惑星へ

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月から近い青の惑星を望遠鏡でのぞいている兎がいた。

好奇心旺盛なその兎は、ズームアップして青い惑星のさらに中をのぞく。

色彩豊かで目をキラキラさせて興味津々。


しばらくすると、小さな島国に目が止まる。
そこに白い雲がおおいかぶさり、様子が見えなくなる。

数時間後にまた惑星をのぞく。すると雲はなく晴れ渡っていた。

先ほどの島国の様子を見てみると
あちこちで白く染まっていた。

うさぎは驚きと不思議で心がはしゃいだ。


月には色が少ないため、青くて、緑があって、時に赤色や黄色に染まったりしないし、白に染まることもない。

惑星にとても行きたくなった兎は、惑星の側を通りぬけようとしている流星群を見つける。

兎は星に飛び乗り、惑星に飛び降りようと実行する。

うさぎは青い惑星では軽いのかふわふわ漂いながら降りていく。そこに小さな白い粒がた沢山うさぎと一緒に降っていったとさ。
公開:21/12/27 23:03

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