【超短編小説】消しゴム
2
3
娘がノートに一所懸命消しゴムをかけていたので、ちょっと覗くと、クラスメートたちがぎっしり首を吊っている絵の中に、一本だけ消された首吊り縄があって、ああ、この子のことは助けたいのだな、と思った。
ホラー
公開:21/12/29 18:40
短い読み物を書いています。その他の短編→ https://tomokotomariko.hatenablog.com/
ログインするとコメントを投稿できます