通信制限
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LINEのページを開いて、少しだけ文字を打ち込んでそれを消すを繰り返す。
かれこれ一時間この状態。
「…何て送ればいいんだろ」
友達とのLINEは、簡単に馬鹿みたいなことやスタンプを送りあったりできるのに。
相手が好きな人に変わるだけで、こんなにも悩ましいものなのか。
開かれた彼とのLINEページは、未だに真っ白なまま。
私の頭の中も、真っ白なままだ。
「…どうすればいいのぉ!!」
「…あ、あの」
「あ」
数日後、教室内で彼に話しかけられた。
「あの、LINEのメッセージなんだけど…まだ来ないから、どうかしたのかって思ってさ」
「あ、あの…それは…」
結局あれから一度もメッセージを遅れていない。私は彼から目を逸らしながら、声を絞り出した。
「今通信制限掛かってて…メッセージ送るの時間掛かるんだ」
もうちょっとだけ心の準備が、必要なので、そういうことにしておいて下さい。
かれこれ一時間この状態。
「…何て送ればいいんだろ」
友達とのLINEは、簡単に馬鹿みたいなことやスタンプを送りあったりできるのに。
相手が好きな人に変わるだけで、こんなにも悩ましいものなのか。
開かれた彼とのLINEページは、未だに真っ白なまま。
私の頭の中も、真っ白なままだ。
「…どうすればいいのぉ!!」
「…あ、あの」
「あ」
数日後、教室内で彼に話しかけられた。
「あの、LINEのメッセージなんだけど…まだ来ないから、どうかしたのかって思ってさ」
「あ、あの…それは…」
結局あれから一度もメッセージを遅れていない。私は彼から目を逸らしながら、声を絞り出した。
「今通信制限掛かってて…メッセージ送るの時間掛かるんだ」
もうちょっとだけ心の準備が、必要なので、そういうことにしておいて下さい。
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公開:21/12/13 09:44
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