遊ぼうよ
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僕は、僕のご主人様が大好き。いつも遊んでくれるから。
どんなに仕事で疲れてても、絶対僕と遊んでくれるんだ。
「ただいま…よし!今日もやるか!」
うん!今日はどこまで、行ってみる?
最近、ご主人様は僕と遊んでくれなくなった。理由は知ってる。新しい子が入ってきたからだ。
「さ、今日もやるぞー!」
ご主人様が嬉しそうにその子に言った。その子も、嬉しそう。
知ってたさ。いつかはこうなるってことぐらい。
でも、でもね、ご主人様。
たまには僕を思い出して、一緒に遊んでね?
狭くて暗い部屋の中で、僕はこっそり泣いていた。
ある日、ぱかりと部屋が開かれた。眩しい光の先には、ご主人様にそっくりな顔がある。
「パパー!このゲームやっていい!?」
「え?あ、なっつ!まだあったのか…おう、いいぞー。パパのゲーム機貸してやるから」
「わーい!」
ああ、良かった。
また、一緒に遊べるね。
どんなに仕事で疲れてても、絶対僕と遊んでくれるんだ。
「ただいま…よし!今日もやるか!」
うん!今日はどこまで、行ってみる?
最近、ご主人様は僕と遊んでくれなくなった。理由は知ってる。新しい子が入ってきたからだ。
「さ、今日もやるぞー!」
ご主人様が嬉しそうにその子に言った。その子も、嬉しそう。
知ってたさ。いつかはこうなるってことぐらい。
でも、でもね、ご主人様。
たまには僕を思い出して、一緒に遊んでね?
狭くて暗い部屋の中で、僕はこっそり泣いていた。
ある日、ぱかりと部屋が開かれた。眩しい光の先には、ご主人様にそっくりな顔がある。
「パパー!このゲームやっていい!?」
「え?あ、なっつ!まだあったのか…おう、いいぞー。パパのゲーム機貸してやるから」
「わーい!」
ああ、良かった。
また、一緒に遊べるね。
その他
公開:21/12/06 10:56
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