ペットのマーチ
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可愛い彼女との同棲生活を始めてから数日後。突然、彼女が実家からペットを連れてきたいと話した。まあ、それを見越してペット可の物件にしたのだから、問題は無いのだが。どんなペットなの?と聞いても、秘密、といってなかなか教えてくれなかったペットの正体がようやく分かるのだ。俺もその日を楽しみに待った。 当日。トイプードルかチワワかスコティッシュフォールドか…想像を膨らませていると、
ピンポーン
来た!待ってました!スコティッシュフォー…るど?
玄関を開けた俺は思わず固まった。そこには、体長2メートル超のクロコダイルがいたからだ。そいつは下から鋭い目つきでぎょろり、と俺を睨んだ。「マーチっていうの、よろしくね。」笑顔の彼女とは裏腹に、俺は完全に蛇に睨まれた蛙状態だ。「朝起きると時々人がいなくなってるときがあるけど、気に入られたら大丈夫だからね。」
どうなる?俺の新生活。
ピンポーン
来た!待ってました!スコティッシュフォー…るど?
玄関を開けた俺は思わず固まった。そこには、体長2メートル超のクロコダイルがいたからだ。そいつは下から鋭い目つきでぎょろり、と俺を睨んだ。「マーチっていうの、よろしくね。」笑顔の彼女とは裏腹に、俺は完全に蛇に睨まれた蛙状態だ。「朝起きると時々人がいなくなってるときがあるけど、気に入られたら大丈夫だからね。」
どうなる?俺の新生活。
その他
公開:21/12/02 17:05
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