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今回、募集する小説のテーマは「聞こえる」です。

私はそれを聞いて頭を抱えた。
「う~ん、テーマが漠然としている。なおかつ、「聞こえる」と言う事は最低でも話す側と聞く側の二人を登場させなければならない。これ、原稿用紙一枚に収まるのか。はぁ~、とりあえず、書いてみよう。聞こえる、聞こえる、何が聞こえる、喜怒哀楽の声が聞こえる、動物の鳴き声が聞こえる、目に見えない者の声が聞こえると。ああ~、一般常識を超える良い案が思いつかない。これでは私の書いた作品がみんなの作品の中に埋もれてしまう。この方向性では駄目だ。得るものがない。別の角度から考えてみよう。何故、聞こえたのか。偶然に、必然に、自然に・・・。ああ、私はこんなにも苦悩して書いているのにその気持ちはパーソナリティに伝わらない。実にもどかしい。お~い、聞こえるか。あなたはどんな作品が好みなんだ。教えてくれ。分かれば傾向と対策がしやすいんだ。
公開:21/11/30 17:45
更新:21/11/30 17:48

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