魔法瓶

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私は凄い代物を手に入れてしまった。それが魔法瓶だ。魔法瓶っていうと中が真空状態になっていて、中身の温度を保たせる容器の事だ。普通ならそれを想像するだろう。だが私が手に入れた魔法瓶は、違うのだ。私の手に入れた魔法瓶は、まず朝のうちに白湯を入れておく。昼間の食事の時間帯になり、魔法瓶を開けると中身がお味噌汁になっていた。白湯が違う物に変化する魔法の瓶だったのだ。私は昼食の時間が楽しみになった。

「今日は何に変わってるかな♪」

私は楽しみにして魔法瓶を開けると、コーンスープになっていた。

「わぁ!!コーンスープだー。やったー!!」

私は温かいコーンスープを飲む。寒く冷えた体に甘いコーンスープが染み渡り、温まる。

「白湯以外の物を入れたらどうなるのかな?」

私は、白湯ではなく、コーンスープを入れてみた。そして開けてみると粒のコーンが入っていた。

「おお!!グレードアップするのね」
公開:21/11/30 11:45

富本アキユ( 日本 )

カクヨムにも小説を投稿してます。
Twitterは@book_Akiyu

・SSG投稿作品1500作品突破

・作詞を担当
https://youtu.be/OtczLkK6-8c

・葉月のりこ様YouTubeチャンネル『ショートショート朗読ボックス』~ショートショートガーデンより~の動画内で江頭楓様より『睡眠旅人』を朗読して頂きました。

https://youtu.be/frouU2nCPYI

・魔法のiらんど大賞2021小説大賞。大人恋愛部門「彼女の作り方」が予選通過

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ブラウン・シュガー
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