四葉のクローバー

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四葉のクローバーを見つけると幸運が訪れる。そんな話を聞いて、よく四葉のクローバーがないか探していた。しかしやはり簡単には見つからない。そろそろ諦めて帰ろうかとしていた時、一人の男の子が私に近づいて来て言った。

「ねぇ。こんなところで一人何してるの?」
「四葉のクローバーがないかなって探してるの」
「一緒に探してあげようか?」
「いいの?」
「うん。いいよ」

彼は、一緒に四葉のクローバーを探してくれた。そして見つかった。

「あった!!ここにも!!そこにもある!!」
「ほんとだ!!」

四葉のクローバーは、一カ所で見つけるとその近辺で連続的に見つかる事が多い。そこは四葉のクローバーだらけだった。

「ここ凄いね!!」

私は興奮気味に彼に言った。

「ここは二人だけの秘密だ」
「うん」

それから数年。彼とのデートの待ち合わせは、いつもここだ。ここは彼と私が出会った幸運のスポットだから。
公開:21/12/01 10:17

Akiyu( 日本 )

カクヨムにも小説を投稿してます。
Twitterは@book_Akiyu

・SSG投稿作品500作品突破

・魔法のiらんど大賞2021小説大賞。大人恋愛部門。「彼女の作り方」が予選通過。

・葉月のりこ様YouTubeチャンネル『ショートショート朗読ボックス』~ショートショートガーデンより~の動画内で、江頭楓様より『睡眠旅人』を朗読して頂きました。

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