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山の中を探索していると潰れたレストランに遭遇した。店は山猫軒というらしい。丁度いい、ここを僕らの秘密基地にしようぜ!
背負っていたランドセルを入り口に置き早速中に入ってみる。何もないな…
テーブルも椅子もメニュー表すら残っていない。
それでも何かないか探してみると店の奥で大きな寸胴鍋を見つけた。ん?中に何か入っているぞ。
これ、マリトッツォじゃないか!いい匂い…クリームたっぷりでおいしそう…
もしかして、誰か先に秘密基地にしているのかも…これ食べたら逃げようと皆で決めた。
それにしても美味しい。僕らは口元をべたべたにして、クリームが服につくのも気にせず食べ漁った。
ふと、鍋の奥で何か金色のものが光るのを見た。
それに気付いた僕は鍋の中へと引きずり込まれる。
皆が必死に手を伸ばし、何とか助け出されるも僕はあまりの恐怖に顔がくしゃくしゃになった。
あの日以来、何故か僕は猫が怖くてたまらない…
公開:21/11/27 20:22

幸運な野良猫

元・パンスト和尚。2019年7月9日。試しに名前変更。
元・魔法動物フィジカルパンダ。2020年3月21日。話の流れで名前変更。
元・どんぐり三等兵。2021年2月22日。猫の日にちなんで名前変更。

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