宇宙人の転校生

転校初日
転校生「やっぱり怖いです。」
先生「大丈夫だよ。」
転校生「ホントですか？僕みたいな宇宙人が登校したら皆、驚かないですか？」
先生「大丈夫。先生がちゃんと事前に説明してあるから。すぐに仲良くなれるよ。」
転校生「そうかな。僕、皆と見た目もかなり違うし。怖がられない？」
先生「心配ないって。皆、歓迎すると思うよ。」
転校生「そうですか？じゃあ良かったです。」
ガラガラ～。
先生「今日からこの火星第三小、５年２組の新しい仲間になる地球人の田中くんだ。みんな仲良くするんだぞ。」
タコのような姿をした生徒達「ピロピロピロ～。」ヌルヌルとした触手が沢山、絡まってくる。
転校生の田中くん「うわぁ。やっぱり怖いよ～。やめて～。助けて～。」
先生「大丈夫。これは歓迎してるんだ。先生も地球から初めて火星に赴任してきた時はビックリしたけど、すぐに慣れる。」歓迎は暫く続いた。