キンモクセイ咲揃う
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付き合っている彼がどうしても空けておいて欲しい日があるんだと強く強く言うので、私は仕事を有給休暇を使って休むことにした。彼との待ち合わせ場所に行くと、彼はすでに来ていた。
「乗って。間に合わなかったら大変だ。急ごう」
「行くってどこへ?」
「それは着いてからのお楽しみだ。とにかく凄いから!!」
興奮気味に話す彼の車に乗り、山道を登っていく。
「ねぇ。どこまで行くのよ。こんな山の上に何があるっていうの」
「それはまだ秘密だ。とにかく凄いから!!」
何なのよ、もう……。
そして頂上に着いて車を降りた。
「わぁ!!凄い!!」
キンモクセイが一斉に咲き揃っていたのだ。
「今が最高の見頃だってこの花の妖精が教えてくれたんだ」
「は、花の妖精!?何それ」
彼が開いた掌の中には、小さな花の妖精がいた。
「えっ!?いやいや!!そっちの方が凄いから!!」
キンモクセイの感動が吹き飛んだ。
「乗って。間に合わなかったら大変だ。急ごう」
「行くってどこへ?」
「それは着いてからのお楽しみだ。とにかく凄いから!!」
興奮気味に話す彼の車に乗り、山道を登っていく。
「ねぇ。どこまで行くのよ。こんな山の上に何があるっていうの」
「それはまだ秘密だ。とにかく凄いから!!」
何なのよ、もう……。
そして頂上に着いて車を降りた。
「わぁ!!凄い!!」
キンモクセイが一斉に咲き揃っていたのだ。
「今が最高の見頃だってこの花の妖精が教えてくれたんだ」
「は、花の妖精!?何それ」
彼が開いた掌の中には、小さな花の妖精がいた。
「えっ!?いやいや!!そっちの方が凄いから!!」
キンモクセイの感動が吹き飛んだ。
公開:21/11/18 11:25
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