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「ありがとう、大切にするよ」
「それを見て、わたしのこと思い出して。電話してね」
包みを開ける。
包みの中は弁当だった。お米の上にはピンク色でデコレーションされたハートマークと数字が。
「電話番号だな、これ」
彼女とは昨日出会った。駆け落ちだった。
大阪から彼女の別荘のある山口県に入った辺りで、どうしても頭から離れないことがあった。上司から小言を言われるのではということだった。
対して仕事のない職場での楽しみは上司の小言だった。
私は聞くのはいいが、言われていることを想像するとイラつきが収まらなかった。彼女といても楽しくない。
「やっぱり俺にはお前しかないんだな」
西日が眩しい。おお、太陽。
会社といや、あのまんまるな上司と運命を共にする。理想的な部下だ。
ハートマークと電話番号のデコレーションされた弁当を道の駅でかたづけ、また車を走らせた。
愛され上司のもとへ。
「それを見て、わたしのこと思い出して。電話してね」
包みを開ける。
包みの中は弁当だった。お米の上にはピンク色でデコレーションされたハートマークと数字が。
「電話番号だな、これ」
彼女とは昨日出会った。駆け落ちだった。
大阪から彼女の別荘のある山口県に入った辺りで、どうしても頭から離れないことがあった。上司から小言を言われるのではということだった。
対して仕事のない職場での楽しみは上司の小言だった。
私は聞くのはいいが、言われていることを想像するとイラつきが収まらなかった。彼女といても楽しくない。
「やっぱり俺にはお前しかないんだな」
西日が眩しい。おお、太陽。
会社といや、あのまんまるな上司と運命を共にする。理想的な部下だ。
ハートマークと電話番号のデコレーションされた弁当を道の駅でかたづけ、また車を走らせた。
愛され上司のもとへ。
その他
公開:21/11/16 10:40
更新:21/11/16 11:14
更新:21/11/16 11:14
デート中は違う事考える
こんにちは!
見てくださった方ありがとうございます♪
にったろーです。
コメディ系多めで書いていこうと思います。
よろしくお願いします。
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