移ろう/夢の詩

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季節が僕の首を絞める力は緩慢で、僕は僕自身を愛せるだろうかと考えていた。
春の匂いを吸い込む肺に愛を?
移ろう景色を傍観する目に愛を?
嗚呼今はただ窒息するのを待っていたいだけだ。
僕が僕を愛せる瞬間まで。


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からだが壊れていくのがわかる。
ことばが崩れていくのを見た。
どこに行けばいいのか?
ここに居ればいいのか?
誰かに抱き締められる夢を、頭を撫でられる夢をずっと前から見続けてきたような気がする。
もうおしまい。さようなら
青春
公開:22/03/05 21:33

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