ゆでたまごの呪い

これは人類の文明がまだあまり発展していない時の話だ。ある時、卵を手に入れた男がいた。男はひとつのアイデアを思い付いた。熱した水の中に卵を入れて温めると何か新しい食べ物が生まれるのではないか。そう考えた末、ゆでたまごが生まれた。これが人類最初のゆでたまごである。

ある時だった。タイムマシーンに乗って過去へやってきた男が、電子レンジを持ってきた。未来人の男は、電子レンジを披露すると、ゆでたまごを作った男は感動した。
未来人の男は、電子レンジを持って帰るのを忘れて未来へ帰ってしまった。

残された者達は、電子レンジに大喜び。色々な物を温めた。そして男は、卵を温めたのである。

その瞬間、大爆発が起きた。

「たまごの呪いじゃ！！」
「これは呪いに違いない！！」
「たまごが怒っている！！」

こうして生まれたのが、後の世に語り継がれるゆでたまごの呪いの伝説のお話なのです。