通貨の無い世界

太古の時代の物々交換や石貨、その後の金貨等の硬貨や紙幣の貨幣経済から、2000年代はカードやスマホ決済が主流になっていた。しかし更にその後の変遷を調べると、世界中の決済手段は全廃され、
貰うよ、あげるよ、有難うの声掛けでOKになっていた。
何かが必要な人は、持つ人や店から物やサービスを無償で貰えば良い。
従い貧富の差はなくなり、皆の生活は楽になった。

ただ健康な成人は、決められた時間の労働が義務付けられている。でも報酬は無いから賃金制度も無く、労働力を必要としている店や会社で働きさえすれば良い。
これら無償労働により、社会で必要な全ての価値や富は生産されている。
だから個人の貯蓄や購買も何ら必要ではない。
土地欲しさで、他国を占領したり戦いを挑む愚行も無い。
昔の価値観は完全崩壊し、常に人が人を助ける究極の世界に進化発展しているのです。
そこにはもはや独裁者の存在や武器も無い。