どくさいしゃ

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ある大国の独裁者が自分の国をまとめられなくなった。
どうしよう。そうだ、人民の目を他国にそらせばいい。
逆らうものは片っ端から収容所いきだ。文句を言う国は核をちらつかせればいい。
独裁者は大義名分を得るため、数年かけて自国の人民を大量にターゲットとした国に移住させた。
そしてある時そこで自作自演のテロを起こし、自国の民を守るためといって
大量の軍隊を送り込んだ。これでこの国は俺のものだ。俺は英雄だ。独裁者はそうほくそ笑んだ。

事実は彼の思惑とは真逆にすすんだ。人民達は戦争に反対し、戦意も低かった。
他方、小国であるその国は背水の陣で文字通り死兵となって戦った。
世界中の国も大半が独裁者を避難した。その結果、大国と取引しようとする国がなくなり人民が飢えるようになった。
こうして「毒裁者」となった彼は国内外から叩かれ非業の最期を遂げた。
その他
公開:22/02/26 22:24
更新:22/02/26 22:26
ウクライナ 戦争

ばめどー

ぼちぼちやっていこうと思います。
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