自動圧縮切替回転機

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博士「とうとう完成したぞ。自動圧縮切替回転機!!」
助手「博士、やりましたね。」
博士「苦節30年。寝る間も惜しんで研究してきたんだ。」
助手「で、結局のところ、この機械はどういう機械なんです?」
博士「はぁ?お前は何年、私の助手をしているんだ。そんなこともわからないのか?」
助手「すいません。何度、説明されても、さっぱりわからないんです。」
博士「しょうがないね、君は。仕方ない、もう一度ちゃんと説明するから良く聞きなさい。」
助手「お願いします。」
博士「今まで手動式しかなかった圧縮切替を自動で出来る画期的な回転機なのだよ。わかったかね?」
助手「やっぱり、さっぱりわかりません。」
SF
公開:22/02/11 09:31

ソフトサラダ( 埼玉 )

時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、少しずつ短いお話を書いています。コメントは励みになります。

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