好きということ/純物質

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好きなものを馬鹿にされたり嘲られたりしてもそれは片時も穢れなかった。
ほんの少しの悪意如きで淘汰されるような、そんなものではなかった。
好きなもの、好きでいること。
それは私を構成する要素として武器としてここにある。
特別は、ひとつだけでいい。
私だけが持っていればいい。


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伝えたい言葉はいつも喉元まで。
声に出すと余計な体積を含んでしまいそうだから。
一生だけでも誇りにしていたい事だから誰にも言わない、話さない。
私の、私だけのたからもの。
青春
公開:22/02/11 00:24

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