母の心配事
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二郎「オレ、生まれてから1度もウソついたこと無いんだ。」
一郎「この、ウソつき!!そんな人間いないでしょ?」
二郎「っていうか、そもそもオレ人間じゃないし。」
一郎「はぁ?また、ウソついた!!」
二郎「ウソじゃないよ。」
一郎「じゃあ、人間じゃないならなんなのさ。言ってみろよ。」
二郎「フフフ。知ってるくせに。」
一郎の母親「先生、うちの一郎ちゃんは大丈夫でしょうか?いつも人形とばかり喋ってるんです。それも二郎とか名前も付けて。困ってるんです。どうしたら良いでしょう?」
医者「心配なのはわかりますが大丈夫ですよ。」
一郎の母親「本当に?」
医者「あなたの息子でしょう。信じてあげないでどうするんです。」
一郎の母親「私の息子だから余計、心配なのです。」
医者「大丈夫ですよ。見守りましょう。」
人形の医者に諭されて安心する一郎の
母親だった。
一郎「この、ウソつき!!そんな人間いないでしょ?」
二郎「っていうか、そもそもオレ人間じゃないし。」
一郎「はぁ?また、ウソついた!!」
二郎「ウソじゃないよ。」
一郎「じゃあ、人間じゃないならなんなのさ。言ってみろよ。」
二郎「フフフ。知ってるくせに。」
一郎の母親「先生、うちの一郎ちゃんは大丈夫でしょうか?いつも人形とばかり喋ってるんです。それも二郎とか名前も付けて。困ってるんです。どうしたら良いでしょう?」
医者「心配なのはわかりますが大丈夫ですよ。」
一郎の母親「本当に?」
医者「あなたの息子でしょう。信じてあげないでどうするんです。」
一郎の母親「私の息子だから余計、心配なのです。」
医者「大丈夫ですよ。見守りましょう。」
人形の医者に諭されて安心する一郎の
母親だった。
ミステリー・推理
公開:22/02/12 11:00
時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、少しずつ短いお話を書いています。コメントは励みになります。
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