親孝行する蜃気楼
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おだやかな昼下がり
私は楽しいひと時を過ごしていた。
いつもは談話室でお友達とお茶をしている時間のはずだが、今日はめずらしくお客さんが来ていた。
新しい男性スタッフのようだ。
いつもの女性スタッフさんはどこか素っ気無いが、この男性はとても親身で一緒にいられるだけで楽しくて嬉しかった。
あんまりに楽しいので、中学校に行ったばかりのやんちゃな息子のことを沢山話してしまった。
もし、今日のことが息子にバレてしまったら怒ってしまうだろうか。
いや、きっとこの男性のように笑顔で許してくれるだろう。
気がつくと、外は薄暗くなっていた。
もう時間だと言うと男性は立ち上がり、「かあさん、また来るよ」と言うとに部屋から出て行った。
何故、男性が私のことをかあさんと呼んだのかはわからなかった。
ただ、その事がとても嬉しかったと同時に寂しく思ってしまっていた。
私は楽しいひと時を過ごしていた。
いつもは談話室でお友達とお茶をしている時間のはずだが、今日はめずらしくお客さんが来ていた。
新しい男性スタッフのようだ。
いつもの女性スタッフさんはどこか素っ気無いが、この男性はとても親身で一緒にいられるだけで楽しくて嬉しかった。
あんまりに楽しいので、中学校に行ったばかりのやんちゃな息子のことを沢山話してしまった。
もし、今日のことが息子にバレてしまったら怒ってしまうだろうか。
いや、きっとこの男性のように笑顔で許してくれるだろう。
気がつくと、外は薄暗くなっていた。
もう時間だと言うと男性は立ち上がり、「かあさん、また来るよ」と言うとに部屋から出て行った。
何故、男性が私のことをかあさんと呼んだのかはわからなかった。
ただ、その事がとても嬉しかったと同時に寂しく思ってしまっていた。
その他
公開:22/02/05 00:03
文章の練習を行なっております。
未熟な文章ですがよろしくお願いします。
指摘があれば、どんなことでもいいので教えてください。
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