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「神様、本日もお疲れ様です。問題の国の再建は進んでいますか?」
「ああ、天使君。いやぁ、結構難しいよ。長時間地上を観測したせいか目が痛くなってね。全く」
「今日も定時上がりですか?」
「当たり前だよ!所定労働時間しっかり働いたしね。
あと、今日は踊る!まぐろ御殿見るしね」
「そうだ、神様あの女性、今日も教会に来てましたよ。
よっぽど願いを叶えたいのでしょうね。1年間連続、毎日ですよ」
「すまん、願い事まで最近手が回ってないんだよ。
まぁ、かっこいい恋人が欲しいとかだろ?後回し、後回し!」
「いえ、何でも『世界の人々がいつも笑っていられますように』という願いらしいです」
「えっ・・・」
神はこの時この時に感じたのだ。
この女性の方が神である自分よりも世界の人々の幸福と安寧を望んでいると。
「ああ、天使君。いやぁ、結構難しいよ。長時間地上を観測したせいか目が痛くなってね。全く」
「今日も定時上がりですか?」
「当たり前だよ!所定労働時間しっかり働いたしね。
あと、今日は踊る!まぐろ御殿見るしね」
「そうだ、神様あの女性、今日も教会に来てましたよ。
よっぽど願いを叶えたいのでしょうね。1年間連続、毎日ですよ」
「すまん、願い事まで最近手が回ってないんだよ。
まぁ、かっこいい恋人が欲しいとかだろ?後回し、後回し!」
「いえ、何でも『世界の人々がいつも笑っていられますように』という願いらしいです」
「えっ・・・」
神はこの時この時に感じたのだ。
この女性の方が神である自分よりも世界の人々の幸福と安寧を望んでいると。
ファンタジー
公開:22/01/27 18:14
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