花占い
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天高く花萌ゆる秋。
一面コスモスの花が咲き誇る丘。
さきほどから花占いをしている女子中学生のひとりの乙女を私はなんとはなしに見ていた。
(青春だなあ)
淡いピンク色のコスモスの花びらをちぎっては花占いをしている。
「くる。こない。・・・くる。こない。くる!」
「オマタセ」
(相手がきたあああっ!ん?え?)
「ねえちょっと。これみてて」
今度は白色のコスモスを手に取り再び花びらを一枚ちぎっては花占い。
「すき。きらい。・・・すき。きらい」
「モエエヤン」
「だめ!もう一度!」
(ええっ?)
「もう一度!」
花びらを一枚ちぎっては。
「すき。きらい。・・・すき。きらい。すき!きゃっ!」
「モエヤン」
(萌えええっ?)
私の視界に突如、出現した飛行物体。
乙女とその相手は上空のUFOらしき物体からの光に包まれると、ふたりその機体にすいこまれコスモの宇宙のかなたへ消えた。
一面コスモスの花が咲き誇る丘。
さきほどから花占いをしている女子中学生のひとりの乙女を私はなんとはなしに見ていた。
(青春だなあ)
淡いピンク色のコスモスの花びらをちぎっては花占いをしている。
「くる。こない。・・・くる。こない。くる!」
「オマタセ」
(相手がきたあああっ!ん?え?)
「ねえちょっと。これみてて」
今度は白色のコスモスを手に取り再び花びらを一枚ちぎっては花占い。
「すき。きらい。・・・すき。きらい」
「モエエヤン」
「だめ!もう一度!」
(ええっ?)
「もう一度!」
花びらを一枚ちぎっては。
「すき。きらい。・・・すき。きらい。すき!きゃっ!」
「モエヤン」
(萌えええっ?)
私の視界に突如、出現した飛行物体。
乙女とその相手は上空のUFOらしき物体からの光に包まれると、ふたりその機体にすいこまれコスモの宇宙のかなたへ消えた。
ファンタジー
公開:22/01/22 20:15
更新:22/01/22 20:25
更新:22/01/22 20:25
コスモス
秋
コスモ
宇宙
UFO
花占い
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乙女
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はじめまして。
前虎と申します。
作品を読んでいただけたら嬉しいです!
よろしくお願い致します。
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