誰かいる?
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古びたホテルの部屋。視線を感じる。自分以外、誰もいないはずの部屋。誰かいる?気のせいだろうか。
「誰かいるの?」反応はない。「気のせいかな~。」すると大きな木が目の前に現れた。顔がある。こちらを見ている。凄い笑顔だ。そして彼(?)はこう言った。
「いやいやぁ。良くわかりましたね~。なんでわかったんですか~。」
「えっ、誰?」
「誰ってあなた、今呼んでくれたじゃないですか~。わたくし、木の精です。」
「誰かいるの?」反応はない。「気のせいかな~。」すると大きな木が目の前に現れた。顔がある。こちらを見ている。凄い笑顔だ。そして彼(?)はこう言った。
「いやいやぁ。良くわかりましたね~。なんでわかったんですか~。」
「えっ、誰?」
「誰ってあなた、今呼んでくれたじゃないですか~。わたくし、木の精です。」
ホラー
公開:22/01/24 14:14
時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、少しずつ短いお話を書いています。コメントは励みになります。
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