悪魔の飲み物
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最近、立花の様子が以前とは違う事を周りの人がうわさしていた。
彼が会社に来て、まだ眠そうな顔で調子悪いのはみんなが周知の通りである。
出勤後、部署から出て10分ぐらいすると、別人のようなハイテンションの立花が戻って来る。まあ、ここまではいい。問題はその後だ。急にテンションが下がり周りの部下にバカヤローなどと怒鳴り散らす。昼食後も状況は同じだ。これには、課長も頭が痛い。彼の仕事のパフォーマンスはガタ落ちで、はっきり言って役立たずだ。私は課長に呼ばれ、いつも同じ時間に部署から出ていく立花の尾行を命令された。「え、俺ですか?」「いいから行ってこい。」(パワハラだよな。)
翌朝に俺は立花を尾行した。しかし、すぐに見失ってしまった。
仕方なく部署に戻ろうとした所、自販機の前でヤツを見つけた。
そこには両手で缶コーヒーをガブ飲みする立花がいた。
原因が甘い缶コーヒーによる「糖質中毒」だとわかった。
彼が会社に来て、まだ眠そうな顔で調子悪いのはみんなが周知の通りである。
出勤後、部署から出て10分ぐらいすると、別人のようなハイテンションの立花が戻って来る。まあ、ここまではいい。問題はその後だ。急にテンションが下がり周りの部下にバカヤローなどと怒鳴り散らす。昼食後も状況は同じだ。これには、課長も頭が痛い。彼の仕事のパフォーマンスはガタ落ちで、はっきり言って役立たずだ。私は課長に呼ばれ、いつも同じ時間に部署から出ていく立花の尾行を命令された。「え、俺ですか?」「いいから行ってこい。」(パワハラだよな。)
翌朝に俺は立花を尾行した。しかし、すぐに見失ってしまった。
仕方なく部署に戻ろうとした所、自販機の前でヤツを見つけた。
そこには両手で缶コーヒーをガブ飲みする立花がいた。
原因が甘い缶コーヒーによる「糖質中毒」だとわかった。
ファンタジー
公開:22/01/23 13:16
産婦人科専門医/指導医
@sanadakuma
tama-himawari3w.com
身体は日々の食事で出来ている。
妊婦さんにも食事の重要性について情報提供しています。
ダイエット中の方々にも食事・睡眠・運動の重要性について情報発信しています。
自身が「愛着障害」であることに気付き、もう一人の自分と上手に共生しています。
自分が、自分の『安全基地』になることが生きていくための拠り所なのかもしれない。
科学的な視点からの表現も交えて、ショートショートストーリーを作っています。
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