自動販売機とあだ名

「私は何者でしょうか？」
ジュースを買おうと自販機にお金を入れたら、自販機に質問された。

俺は「自販機」と答えた。

「ブッブー！！ブッブー！！
正解は自動販売機です。名前を間違えないでください。」
ガコン
熱々のジュースが出てきた。
冷たいジュースのボタンを押したのだがな。

怒りで飲み物が熱くなったと、自動販売機はつんけんしていた。

俺はテキトーに言い返す。
「自販機は…あれだ。あだ名だよ。俺の名前かの、だいすけをだいちゃんって呼ばれるようなもんだよ。」

「何それ可愛い呼ばれ方。なら、私にもあだ名を付けて。そしたら冷たいジュースをあげるわ。」

「じゃあ、じーちゃん。」

「私はまだ5才よ。お年寄りじゃないわ。」

「じゃあ、ベディちゃん。」
自動販売機の英語のベンディングマシンから浮かんだものだ。

ガコン。
冷たいジュースが沢山でてきた。

後で俺は警察に泥棒と疑われた。