巨大カマキリ
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夏休みに入り、高校生の私は、オモチャ売り場でバイトをすることになった。
新人の私は、入荷したオモチャを店内に並べることになった。
恐竜コーナーを頼まれて、引き受けた。
何故か私以外の女性店員は、行きたがらなかった。
恐竜、怖いんだろうか。
私は虫の方が怖っ!!
巨大カマキリがいた!!
大人の半分くらいの大きさの巨大カマキリ。
ヤバイ。ヤバイ。ヤバイ。
殺虫剤、殺虫剤、殺虫剤………。
無い。無い。無い。無い。
身体も心も硬直状態のまま、思考は大パニックだった。
デカイ黄緑色。ギザギザの鎌。不気味な目。
私はとっさに目に入ったカゴを掴み、はっ倒しそうになった。
すると、子どもが現れた。
「あっ!!ママ~ おっきなカマキリ~。」
「作り物よ。買わないわよ。夏休みの間、虫コーナーがここに出来たみたいよ。」
振りかざした買い物カゴを降ろし、私は恥ずかしさと文句でいっぱいになった。
新人の私は、入荷したオモチャを店内に並べることになった。
恐竜コーナーを頼まれて、引き受けた。
何故か私以外の女性店員は、行きたがらなかった。
恐竜、怖いんだろうか。
私は虫の方が怖っ!!
巨大カマキリがいた!!
大人の半分くらいの大きさの巨大カマキリ。
ヤバイ。ヤバイ。ヤバイ。
殺虫剤、殺虫剤、殺虫剤………。
無い。無い。無い。無い。
身体も心も硬直状態のまま、思考は大パニックだった。
デカイ黄緑色。ギザギザの鎌。不気味な目。
私はとっさに目に入ったカゴを掴み、はっ倒しそうになった。
すると、子どもが現れた。
「あっ!!ママ~ おっきなカマキリ~。」
「作り物よ。買わないわよ。夏休みの間、虫コーナーがここに出来たみたいよ。」
振りかざした買い物カゴを降ろし、私は恥ずかしさと文句でいっぱいになった。
その他
公開:22/01/19 21:12
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