献時

友人との待ち合わせ場所に早く来てしまった私は暇潰しも兼ねて献時センターへと足を運ぶ。
だらだらとスマホ見て時間を潰すより、今も時間を必要としている人の為に使った方がいい。
時計を確認し、６０ミニッツ献時する。
体感時間ではほんの十数分だった施術が終わると１時間以上が過ぎていた。無事に６０ミニッツ献時出来た証拠である。
今日、私が献時した時間は寝る暇もない程忙しい医療従事者の方々へと送られるらしい。
時間とは生ものだ。一刻も早く、それを必要とする人のもとへと送り、輸時して欲しい。時間がなくて辛い思いをしている方の手助けになるのならこれ程嬉しい事はない。
献時を済ませ、待合室に向かうと友人がコミック本を読んでいた。
友人は成分献時（一点集中する時間）をしてきたようだ。この成分は勉強を頑張る人に輸時される。二人して成果が出る事を祈る。
その後は友人とセンターのカフェで有意義な時間を過ごした。