大黒様VS悪人

この船は沈まない。偉大なる神様達が乗っているから、ゆえに沈まない。

そんなある日、沈むか、沈まないか、試して見ようと思う不届き者が現れた。

その悪い者が、なんども石を船に投げ入れる。

それに気付いた七福神の大黒様が、その石を金に変えてしまった。

その船は文字通り宝船になった。

それが、七福神が乗る宝船の由来となったとさ。

その宝船に乗っている大黒様は石を金に変えていたが、悪人が、石を投げ入れ過ぎて、宝船は沈没してしまいましたとさ。

悪人はニヤリと笑っていた。

七福神が溺れている姿を見ながら