良い男
4
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「うるさい!!」
「急にどうしたの?」
「隣の子どもがうるさくて。」
「えっ?聞こえないけど?」
「はっ?今も走り回って騒いでる音、聞こえるじゃん。」
「ここ、角部屋じゃん。そっちに部屋ないでしょう?」
「へ?じゃあ気のせいかな。ハハハ」
「ハハハ。俺帰るね。」
「えっ。今日は泊まるんじゃなかったの?」
「今、急用、思い出した。」
「へー。逃げるんだ。」
「え~と。勘弁~。サヨナラ~。」
バタン!!
「あ~。やっぱりダメか。隣から子どもの声がするって話しても逃げない良い男どっかに、いないかな~。」
「急にどうしたの?」
「隣の子どもがうるさくて。」
「えっ?聞こえないけど?」
「はっ?今も走り回って騒いでる音、聞こえるじゃん。」
「ここ、角部屋じゃん。そっちに部屋ないでしょう?」
「へ?じゃあ気のせいかな。ハハハ」
「ハハハ。俺帰るね。」
「えっ。今日は泊まるんじゃなかったの?」
「今、急用、思い出した。」
「へー。逃げるんだ。」
「え~と。勘弁~。サヨナラ~。」
バタン!!
「あ~。やっぱりダメか。隣から子どもの声がするって話しても逃げない良い男どっかに、いないかな~。」
ホラー
公開:22/01/12 17:48
時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、少しずつ短いお話を書いています。コメントは励みになります。
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