最高のおもてなし
0
1
これはとある日の出来事
「いらっしゃいませ」
私は街角のレストランに入った。
「何にしようかな?店員さん、何かお薦めはありますか?」
「どれもお勧めですよ」
「それじゃ、このシェフの気まぐれサラダを下さい」
「いや~、それは辞めた方が良いですよ。昨日、シェフが奥さんと取っ組み合いの喧嘩したみたいで・・・気分が最悪なのです。注文してもシェフのやさぐれサラダになりますよ」
「それじゃ、このステーキを下さい」
「まあ、お客様のご容姿、なんて素敵なんでしょう。もしかしてモデルさんですか。・・・えっ、違うんですか?信じられない。こんなに美しいのに。さぞやモテるんでしょうね」
「いや~、それほどでもないですよ」
「まあ、御謙遜を」
「・・・ところでステーキは?」
「ただ今、サービスさせて頂きました。「ス・テ・キ」サービスです」
「ステーキじゃなくて?」
「当店は何か裏がある。表無しの店で御座います」
「いらっしゃいませ」
私は街角のレストランに入った。
「何にしようかな?店員さん、何かお薦めはありますか?」
「どれもお勧めですよ」
「それじゃ、このシェフの気まぐれサラダを下さい」
「いや~、それは辞めた方が良いですよ。昨日、シェフが奥さんと取っ組み合いの喧嘩したみたいで・・・気分が最悪なのです。注文してもシェフのやさぐれサラダになりますよ」
「それじゃ、このステーキを下さい」
「まあ、お客様のご容姿、なんて素敵なんでしょう。もしかしてモデルさんですか。・・・えっ、違うんですか?信じられない。こんなに美しいのに。さぞやモテるんでしょうね」
「いや~、それほどでもないですよ」
「まあ、御謙遜を」
「・・・ところでステーキは?」
「ただ今、サービスさせて頂きました。「ス・テ・キ」サービスです」
「ステーキじゃなくて?」
「当店は何か裏がある。表無しの店で御座います」
公開:21/09/04 07:24
コメントはありません
ログインするとコメントを投稿できます