下車
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決められたレールの上は歩きたくない。つまらない抵抗をして就職もせずアルバイト。
楽しくないならやめてしまえばいい。やりたいことも夢もない。目標のない生活費を稼ぐ毎日。
地下鉄の窓ガラスの真っ暗な黒い背景に、しけたツラのしょぼい自分の姿が映る。このまま日々歳をとって死ぬのは嫌。
いつも降りない駅で降りてしまおう。さぼってしまおう。自分がいなくても支障ないと決めつけバイト先に体調不良の電話。
途中下車すると公園に出た。雀が囀り芝生に腰を下ろした。寝転ぶと青い空に白い雲が流れてゆく。心地のよさにうたた寝してしまった。
鳩のフンが額に命中憤慨。夢からさめた。
次の日。
地下鉄の終点まで行ってみると海に出た。トンビが鳴き砂浜に腰を下ろした。寝転ぶと青い空に白い雲が流れてゆく。
心地のよさにうたた寝してしまった。
カモメのフンが額に命中憤慨。夢からさめた。
さめない夢から覚めたような心地。
楽しくないならやめてしまえばいい。やりたいことも夢もない。目標のない生活費を稼ぐ毎日。
地下鉄の窓ガラスの真っ暗な黒い背景に、しけたツラのしょぼい自分の姿が映る。このまま日々歳をとって死ぬのは嫌。
いつも降りない駅で降りてしまおう。さぼってしまおう。自分がいなくても支障ないと決めつけバイト先に体調不良の電話。
途中下車すると公園に出た。雀が囀り芝生に腰を下ろした。寝転ぶと青い空に白い雲が流れてゆく。心地のよさにうたた寝してしまった。
鳩のフンが額に命中憤慨。夢からさめた。
次の日。
地下鉄の終点まで行ってみると海に出た。トンビが鳴き砂浜に腰を下ろした。寝転ぶと青い空に白い雲が流れてゆく。
心地のよさにうたた寝してしまった。
カモメのフンが額に命中憤慨。夢からさめた。
さめない夢から覚めたような心地。
その他
公開:21/09/01 22:02
更新:21/09/02 06:26
更新:21/09/02 06:26
下車
夢
憤慨
糞害
日常
不思議
バイト
仕事
仮病
嘘
はじめまして。
前虎と申します。
作品を読んでいただけたら嬉しいです!
よろしくお願い致します。
「小説家になろう」さんにも掲載中です☆
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