最高のおもてなし

とある所にそれはそれは貧しい村がありました。
その村では誰もが何らかの事で飢えていました。
そんなある日、村に一人の青年がやってきました。
「皆さん、私は皆さんが生活で困っていると言う噂を聞き、駆けつけた者です。何かお困り事はありませんか」
青年は少年に尋ねました。
「僕達はお腹が空いています。ここのところ何も食べていないので」
「分かりました。それではこれを差し上げましょう。おにぎり1億個とヨーグルト10万トンです。そちらの女性は何か困っていませんか」
「私は着るものに困っています」
「それではこちらの服を差し上げましょう。ああ、折角だから新しい家も建ててあげましょう」
「宜しんですか？」
「ええ、構いませんよ。どれもこれもとある国で要らないと言って捨てられた物ですから。そうそう、これはつまらないものですが差し上げます」
「これは？」
「使用済みプルトニウムです。これも要らないそうです」