2
2
その声は突然聞こえた
「ねぇ。起きてる?」
聞き覚えのない声
恐怖で全身に鳥肌が伝播する感覚が走る
ありえない!
消灯した一人暮らしの部屋に自分以外の声
玄関もベランダの窓も鍵が閉まっているのは寝る前に確実に確認した
消灯していても真っ暗では無いが、コンタクトを外すと正直何も見えない
神経を尖らせるが部屋に誰か居るような気配は感じなかった
寝ぼけて夢の中の声と錯覚したのだろうか
少し安心しかけた時
「ねぇ。起きてる?」
「いやぁ!」
悲鳴と共に頭からタオルケットを被ったが薄手で恐怖をかばうには頼りない
心拍数が一気に上る
確実に聞こえた
ちょうどベッドと対極の角に置いてある姿見の辺り
「聞こえてるでしょ」
「こっち来てよ」
そして声は止まらなくなった
あれ?
この声…違う
聞き覚えのない声じゃない
「そう。気付いた?」
聞き慣れてない声…私のk…ガシャン!
姿見が倒れる音
「ねぇ。起きてる?」
聞き覚えのない声
恐怖で全身に鳥肌が伝播する感覚が走る
ありえない!
消灯した一人暮らしの部屋に自分以外の声
玄関もベランダの窓も鍵が閉まっているのは寝る前に確実に確認した
消灯していても真っ暗では無いが、コンタクトを外すと正直何も見えない
神経を尖らせるが部屋に誰か居るような気配は感じなかった
寝ぼけて夢の中の声と錯覚したのだろうか
少し安心しかけた時
「ねぇ。起きてる?」
「いやぁ!」
悲鳴と共に頭からタオルケットを被ったが薄手で恐怖をかばうには頼りない
心拍数が一気に上る
確実に聞こえた
ちょうどベッドと対極の角に置いてある姿見の辺り
「聞こえてるでしょ」
「こっち来てよ」
そして声は止まらなくなった
あれ?
この声…違う
聞き覚えのない声じゃない
「そう。気付いた?」
聞き慣れてない声…私のk…ガシャン!
姿見が倒れる音
ホラー
公開:21/09/01 00:26
更新:21/09/01 06:39
更新:21/09/01 06:39
まずは自分が楽しむこと。
ログインするとコメントを投稿できます