星たちがいっぱい

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「夜空にお星さまがたくさんあったらきれいだよね」

少女は瞳をウルウルさせて少年に語り掛けた。

その少年は実は魔法使いだった。でもなぜかトンチンカンな結果になるので、魔法を使えることはひた隠しにしておいた。

でも、少年は少女にラブラブだったので、親の言いつけに背いて願いをかなえようとした。

深夜、月に向かってろうそくに火をともし、聖なる灰をばらまいてから手を合わせる。

「宇宙を司る大いなる意志よ、万物を操る原子の魔物よ。少女の願いを聞き、空に今よりも多くの星々を輝かせ給え」

そして魔法を使った少年は疲れて寝てしまいました。

次の朝、太陽が36個に増えて、暑くてかなわなくなりました。

少女もその友達も服を脱いでみましたが暑さは変わりません。みんなは家にこもってクーラーをつけてます。

結局みんな引きこもりになりラブが成就することはありませんでした。
その他
公開:21/08/31 20:35

三田シャケ

がんばってたくさんの作品を書きたいです!
よろしくおねがいします。
 

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