少年愛好家
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良いわぁ。凄く良い。
小学校のグラウンドでサッカーに打ち込む男の子。
「おい、あのおばさん。またいるぞ」
「ほんとだ……。毎日毎日、サッカー部の練習をずっと眺めてる不審者のおばさんだろ」
少年サッカー部の男の子達は話していた。
そんな時だった。おばさんのいる方向にボールが転がっていった。
「ねぇ、僕」
「はい?」
「リフティングは何回できるの?」
「えっ、まあ30回くらいは」
「ちょっと見せてくれない?」
「は、はぁ……。まあいいですけど」
そして男の子は、リフティングをしてあげた。
「凄い。いいわぁ……」
そう言いながら、おばさんは恍惚の表情を浮かべながら、スマホでリフティングしている男の子の写真を撮りまくっていた。気味が悪くなった男の子は、リフティングを失敗してすぐにその場を離れていった。
「何だよ。あのおばさん」
「少年愛好家って呼ばれてるよ」
「マジ!?怖っ……」
小学校のグラウンドでサッカーに打ち込む男の子。
「おい、あのおばさん。またいるぞ」
「ほんとだ……。毎日毎日、サッカー部の練習をずっと眺めてる不審者のおばさんだろ」
少年サッカー部の男の子達は話していた。
そんな時だった。おばさんのいる方向にボールが転がっていった。
「ねぇ、僕」
「はい?」
「リフティングは何回できるの?」
「えっ、まあ30回くらいは」
「ちょっと見せてくれない?」
「は、はぁ……。まあいいですけど」
そして男の子は、リフティングをしてあげた。
「凄い。いいわぁ……」
そう言いながら、おばさんは恍惚の表情を浮かべながら、スマホでリフティングしている男の子の写真を撮りまくっていた。気味が悪くなった男の子は、リフティングを失敗してすぐにその場を離れていった。
「何だよ。あのおばさん」
「少年愛好家って呼ばれてるよ」
「マジ!?怖っ……」
公開:21/08/27 13:24
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・作詞を担当
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