仮面の女王
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仮面の女王。奴が率いる悪の軍団に、俺の村は壊滅させられた。両親も兄弟も友達も皆殺され、全てを失った。唯一生きていたのは、俺一人だけ。俺は孤独になった。俺は復讐の為だけに生きてきた。強くなるしかなかった。どこにいるのか分からない仮面の女王を探して旅を続けていた。旅の途中で出会ったのは、記憶喪失の少女だった。彼女が盗賊に襲われそうになっていたのを助けた。それから行く当てのない彼女と二人で旅をしていた。俺は次第に彼女に心を開いていき、彼女に惹かれていった。このまま何もかも忘れて二人だけで過ごすのも悪くないのかもしれない。そう思っていた時、悪の軍団が現れた。そして悪の軍団は言った。
「女王様。こちらにおられたのですか。探しましたよ」
何を…‥言っているんだ……?
「あなたは誰?」
「仮面が外れたから記憶を失っているのですね。さあこれを」
俺の愛した彼女は、探していた仮面の女王だった。
「女王様。こちらにおられたのですか。探しましたよ」
何を…‥言っているんだ……?
「あなたは誰?」
「仮面が外れたから記憶を失っているのですね。さあこれを」
俺の愛した彼女は、探していた仮面の女王だった。
公開:21/08/28 15:16
更新:21/08/28 15:18
更新:21/08/28 15:18
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