タイムリミット
2
1
寝て、起きて。
そして辟易する。
近付いてくるタイムリミットに。
自由だった。
何でも出来た。
行きたい場所へ行けた。
自由だった。
でも、それももう終わる。
やつらが隙間からこちらを見ている。
早く、早くと、言葉にせずとも語りかけて来る。
あぁ、何で終わりなんてものがあるのか。
あぁ、どうしてこの自由は一生続かないのか。
頭を悩ませる僕に掛けられる言葉が、さらに僕の頭を悩ませる。
「ちょっと!そろそろ夏休みの宿題やりなさいよ!!今年は手伝わないからね!!」
「…わかってるよぉ」
あぁ。
夏休みが一生続けば良いのに。
そして辟易する。
近付いてくるタイムリミットに。
自由だった。
何でも出来た。
行きたい場所へ行けた。
自由だった。
でも、それももう終わる。
やつらが隙間からこちらを見ている。
早く、早くと、言葉にせずとも語りかけて来る。
あぁ、何で終わりなんてものがあるのか。
あぁ、どうしてこの自由は一生続かないのか。
頭を悩ませる僕に掛けられる言葉が、さらに僕の頭を悩ませる。
「ちょっと!そろそろ夏休みの宿題やりなさいよ!!今年は手伝わないからね!!」
「…わかってるよぉ」
あぁ。
夏休みが一生続けば良いのに。
その他
公開:21/08/25 13:12
ログインするとコメントを投稿できます