あちゃー。

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「あちゃー。」
「どうしたの?急に、あちゃーって。」
「えっ?言ってないよ。あちゃー。」
「今、言ったよ。あちゃーって。自覚ないの?」
「あちゃーなんて、言ってないって!あちゃー。」
「ホラホラ、今、言った!」
「なんだよ!あちゃー。だから、言ってないって!あちゃー。」
「あちゃーの回数、増えてるし。」
「あちゃー。何なの。言ってないって!あちゃー。そういうの、ヤメテくれる!あちゃー。」
「どんどん、増えてるよ。ヤバイよ。」
「あちゃー。あちゃー。あちゃー。ケンカ売ってんの?あちゃー。あちゃー。あちゃー。」
「ヤバイヤバイ。もう、ほとんど、あちゃーになってるよ。怖い怖い!」
「あちゃー。あちゃー。あちゃー。あちゃー。あちゃー。」
「うわぁ。誰か~。」
「あちゃー。あちゃー。あちゃー。あちゃー。あちゃー。あちゃー。」
「助けて~。」
そこで目が覚めた。
「あちゃー。なんだ、夢か。良かった。」
その他
公開:21/08/22 15:35

ソフトサラダ( 埼玉 )

時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、少しずつ短いお話を書いています。コメントは励みになります。

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