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かって地球はロボットたちの楽園だった。
ロボットたちは自分たちのプログラムに従ってあるものは工場をつくり、あるものは地球の生態系が崩れないように動植物の管理を行った。

ロボットだから、我欲もないしね。世界は平和だったよ。
意思がない? AIでちゃんと意思疎通してたよ?

それがおかしくなったのは巨大隕石が地球に落下してからかな。
ロボットたちの体にカビやきのこなどが生え、大気が変わると今までできていた通信もできなり、ロボットたちの頭脳(CPU)にも悪影響を及ぼすようになった。

こうしてロボットたちは滅びたわけだが彼らもただ滅びたわけじゃない。
いつの日か復活するために「種」をまいておいたのさ。それがなんだかわかる?

我々の周りを見てご覧。ロボットだらけじゃないか?彼らが「あるべき姿」を取り戻そうとしたらどうなるだろうね。

そういって服をまくった教授の体は金属で覆われていた。
SF
公開:21/08/21 12:51
更新:21/08/21 12:57
ロボット三原則はどうした アイザック・アシモフ

ばめどー

ぼちぼちやっていこうと思います。
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