無人島
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今日で連休が明ける、またあの仕事のできないポンコツな部下に世話を焼かなければ。
そう思いながら電車を降りると、その部下と鉢合わせた。
「先輩!僕、先輩の言った通り無人島行ってきましたよ!」
あぁ、確か「1人でなんでもできるように無人島で修行でもしてこい!」なんて冗談を言ったっけ、まさか本当に行くなんて。
「いやぁ、本当に大変でしたよ!でも充実したいい週末になりました!」
お前一人で行ったのか?よく無事に帰ってこれたな。
「まず、食料をと思って釣りをしたんですけど、釣りなんかやったことないんですよ。釣った魚を捌こうにも料理なんかしたことないし、火だって起こしたことないです、寝床を探すのだって一苦労でしたよ。ま、なんとかなったんですけどね!」
すごいじゃないか!具体的に、一体どう乗り切ったんだ?教えてくれ!
するとポンコツは言った。
「いやぁ、現地の人がみんな優しかったんで!」
そう思いながら電車を降りると、その部下と鉢合わせた。
「先輩!僕、先輩の言った通り無人島行ってきましたよ!」
あぁ、確か「1人でなんでもできるように無人島で修行でもしてこい!」なんて冗談を言ったっけ、まさか本当に行くなんて。
「いやぁ、本当に大変でしたよ!でも充実したいい週末になりました!」
お前一人で行ったのか?よく無事に帰ってこれたな。
「まず、食料をと思って釣りをしたんですけど、釣りなんかやったことないんですよ。釣った魚を捌こうにも料理なんかしたことないし、火だって起こしたことないです、寝床を探すのだって一苦労でしたよ。ま、なんとかなったんですけどね!」
すごいじゃないか!具体的に、一体どう乗り切ったんだ?教えてくれ!
するとポンコツは言った。
「いやぁ、現地の人がみんな優しかったんで!」
その他
公開:21/08/17 14:32
ぼちぼちと投稿していきます。
意図的に他作品を模倣することはありませんが、
知らず知らずに脳の片隅から引用しているかもしれません。
以前別のアカウントでこちらに投稿していたものを再掲していることもあります。
既視感の正体はそれかも。
(2021.08.17〜)
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